小ネタ集  --00.03.13




」小ネタ(1)


2月中旬。
珍しくテレビをぼや〜っと見ていたら、TVチャンピオンで「B級グルメ選手権」をやっていた。


「B級グルメ選手権」・・・?


そ、そういえば、確かメールで・・・


ゴソゴソゴソ。

あ、あった!
その名も「TVチャンピオンB級グルメ選手権へのお誘い」というメール。

去年の12月2日にいただいていたのであった。

なんと、ボクも出場依頼を受けていたのである。

って、誇っていいのか悲しんでいいのかよくわからなかったし、出ても惨敗は目に見えているし、仕事は忙しいしでなんとなくそのままにしていて、すっかり忘れていましたです。担当の方ごめんなさい。

とはいえ、こうして無事にオンエアーされたわけですねぇ(当たり前です)。


そのメールはこんな感じ。

このたび私どもの番組で「第3回 B級グルメ選手権」を行うことになりました云々。
B級グルメの知識にたけている方々にお集まりいただき、知識を競っていただくという企画で云々。
優勝選手には賞金50万円を進呈させていただきま云々。
つきましては、選手として番組にご出場して頂きたくお願い申し上げま云々。



あー、なるほど、あの番組ってこういう風に「当たるも八卦」で人選しているんだー、が最初の印象。
でも、あの番組は出場者の質でもっているよね。TBSとかのマネ番組の数百倍出場者の質がいい。
一応、このやり方で成功しているということだ。この「第3回 B級グルメ選手権」も優勝者はすごかった。いい人材をちゃんと発掘していた。
ふーむ。なるほど。この「当たるも八卦」方式で成功しているのだねぇ。


ただ、そのメールの下に長々とその企画が書いてあり、それぞれの選考競技内容も詳しく書いてあるのがちょっと気になる。


■立ち食い蕎麦サドンデス勝負
  日時:平成11年12月○○日
  会場:未定
  ルール:立ち食い蕎麦屋の、具・トッピング・セカンドメニューなどを見て
      どのお店の物かを当ててもらう


などと「すべての競技」が「妙にくわしく」書いてあり、その下に、


早目に出場可否を決めていただければ、準備期間が多く取れます。選手の方にはなるべく詳しい競技の内容を打ち合わせさせていただきま云々・・・


だって。



なるほど、なるほど。

いやさ「そんなの絶対わかるわけないよ」的問題って多いじゃないですか、あの番組。
いくら「カルトな人たち」っていったって、同じ人間。そんなの普通に生きていたら当たらないぜ、って問題、いっぱい出ているよね。
んでもって出場者はバシバシ当てている。

今回の「B級グルメ選手権」にしたって、一応出場依頼を受けるくらいは食べているボクですら「絶対一問も当たらない」と自信を持って言えるようなカルト問題のオンパレード。
そういうのをスラスラと答えている回答者たちはどういう人なのだろう、と普段から不思議に思っていたのだけど、なるほど、ある程度「予習」が出来るのですね。

それも「なるべく詳しい競技の内容を打ち合わせさせていただきま云々」だから、ある程度は出る蕎麦屋や居酒屋の名前を教えてもらっているのかもしれない。30店出るならその店名くらいは。そうでないと、絶対当たらないよ、そんなもの。

数ある立ち食い蕎麦屋のかき揚げを一目見て「どこそこの!」と答えられるほど、毎回いろいろ意識して食べているヤツなどいないのだ(断言)!
各店すべてを制覇することだけでもすごいけど、毎回かき揚げ食べるとは限らないし、全部をメモして食べないとどの店のかき揚げがどうだ、とかは絶対比較検討できないはず。そんなフィールドワークを普段からしている人はまぁいない。

しかも! 立ち食い蕎麦一分野だけなら、まだわかる。
でも、これは4つある闘いのひとつに過ぎないのである。最後の居酒屋対決など、メニューを食べてどのチェーン店のメニューか当てなければいけないのだぞ。行きつけの2〜3店ならまだわかるかもだが、それが10店以上となると、まずわからない。わかるわけがない。

絶対「予習」は必要なのだ!(なにを興奮しておるのだ?)


まぁ逆に言うと、ある程度予習させないと「番組にならない」のだね。
正答率が低くなりすぎるだろう。

今回の優勝者の女性はバシバシ当てた上に非常な大食いだったが、「準備期間の過酷な予習で胃袋が大きくなった」とボクは見ている。
どちらにせよ優勝者は驚異的であったが、次回からあの番組を見るときは「予習の過酷さ」を想像しちゃいそうである。

あ〜、予習いっぱいしたんだろうなぁー、つらかったんだろうなぁー・・・


効率的に予習をする方法を知っている「受験戦争上がりの出場者」に、意外と有利な番組なのかもしれないね、TVチャンピオンって。





」小ネタ(2)


これまたテレビを娘とぼや〜と見ていたときのこと。

NHKの「おかあさんといっしょ」の公開録画で『高松市』に番組のメンバーが行っていた。
どこぞの市民会館みたいなところでのコンサート形式の録画。

その中の1コーナーで体操のおにいさんと「ハイ、で、ポン」のおねぇさんが仕切るものがあって、「大きな風船を会場の後ろから舞台まで送る」競争があったのだった。

つまり、会場を右と左にふたつに分けて、それぞれおにいさん組とおねぇさん組にして、どっちが早く舞台まで風船を送れるかを競うのですね。会場の人は座ったままでっかい風船を手で舞台に向かって送るのです。

そこでのこと。

体操のおにいさんが会場に向かって叫ぶ。

「じゃぁ、ボクのチームは高松だから『さぬきうどんチーム』ということにしまーす。さぬきうどんチームのみんなー!エイエイオー!」

おねぇさんも負けずに叫ぶ。

「よーし、おねぇさんのチームも負けてないわよー! おにいさんのチームが『さぬきうどん』ならねー。おねぇさんのチームはぁ、えーとえーと、なににしようかな・・・」


会場は固唾をのむ。
ここ高松で、まず先にさぬきうどんを取られたら、次に一体なにを選べばそれに対抗しうるのか・・・?

瀬戸大橋か?
はたまた塩江温泉か?
ひょっとして骨付き鶏か?
いやまさかレノマワールド・・・とか?




「おねぇさんのチームはぁ、『釜揚げうどんチーム』よー! みんながんばろーねぇー!」




ざわざわざわざわ・・・

会場がどよめくのがテレビを通して聞こえてくる。

ボクにはわかった。
会場につめかけた子連れの香川県人が口々にこう突っ込んでいるのがはっきりと耳まで届いたのである。




「釜揚げうどんもさぬきうどんやがな、ねぇちゃん」








」小ネタ(3)


3月6日は、娘・響子の誕生日、かつ、結婚記念日であった。
とりあえず夜はご馳走を作ろうということになり、響子に聞いた。

「きょうちゃん、何が食べたい? なんでもいいよー」

ケーキは買ってあるし、まぁ洋食系かな。久しぶりに料理を作ってみようかな。

「なんでもいいの?」
「うん。なんでもいいよ」

しばし考えにふける(5歳になったばかりの)響子。
食べ物の選択は、おもちゃの選択よりも慎重な娘である。


「・・・おうどん!」


キミねぇ、誕生日だよ。結婚記念日だよ。
だいたいそれって昨日も食べたじゃん。うどん以外で何かないの?


「・・・おそば!」


キミねぇ、普段じゃないのだよ。
どんな高い料理言ってもオッケーな日なのだよ。なんか他に思いつかないの?


「じゃぁ、焼きそば!」


いや、だから、あのさ、さっきから麺類ばっかりじゃん。
そうじゃなくて、ほら、ステーキとかさ、あ、仔羊はどうだ? キミ好きでしょ?


「じゃぁ、ビーフン!」


って、おまえ、なんでそんなに麺類にくわしく・・・


「・・・なら、ラーメン!」


ダメ!
そんなんじゃなくて、もっと違うもの!
せっかくこっちが作る気になっているのになんてこと!
いい加減にしなさい! 
キミの誕生日の上に、ボクたちは結婚記念日なのだぞ! ラーメンなんて





「う・・・うわ"ーーーーん!」




あ、あ、いや、泣くなってば。
だから、だからなにか好きなものを・・・





「だがらおうどんがいいっで最初から言っでるのにぃーーー!」












結局、うどんを食べた私たち。
誕生日&結婚記念日に、さぬきうどんとケーキ。


まぁ安く済んで良かったけどね。


けどね。けどね。



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