BMグラサン・ダイエット 〜こんなに食べても痩せられる〜 (4) --04.10.11

 

今朝、妻の優子が寄ってきて言った。

「私、BMはすごく上がったと思うのよ、実感として。でもおなかがとっても減るの。やっぱりカロリー消費が多くなっているからかしら。なんかいっぱい食べちゃって…」

確かに彼女はここ一ヶ月、毎晩寝る前にBM(基礎代謝)系のエクササイズをしている。
朝よりも夕方から夜にかけてエクササイズをする方が筋肉はつくらしいこともあって、なんだかこのごろ体型が改善されてきたし、BMもかなり上がっている感じである。

※そう、夕方から夜にかけてエクササイズをする方が筋肉はつくらしい。勤め人の場合、疲れとか酒とかで夜だと続かないから敢えて朝にエクササイズすることをオススメしているが、主婦などの場合は夕方から夜にやった方が効果的かもしれない。

でも。食べる量をダイエット前より増やしたらダメだ。
それでは痩せない。「食事量は減らさなくていい」というゆるゆるな規則くらいは守ろうぜい!

・・・とはいえなぁ。
まぁたしかにエクササイズを始めるとおなかが減るし、食欲の誘惑に負けそうになるのはわかる。
しかも、おりしも食欲の秋。なんでもうまそーだ。
そのうえ、短期間に急激に痩せるとレプチンという物質が極端に減って「食欲が抑えられなくなる」という科学的検証もあるらしい。←リバウンドの大きな原因のひとつ。


ん〜・・・ま、いっか。
食欲あるなら、食べちゃったら?


人生は短い。
明日交通事故で死んじゃうかもしれないのだ。食べる快感は追い求めた方が良い。

 

ただーし!
今回説明する「グラフつけ」は必ずすること!

 


そりゃぁ食事量をキープするか減らした方が一時的には効果はあがる。
が、「我慢をともなうやり方」は、いかんせん続かない。

ボクの場合、「一生続くやり方は?」という視点でのダイエットをオススメしているので、そういう視点からすると「減らして続かなくなるより、減らさないで続く方がマシ」「食事量が増えたとしても、続くならその方がマシ」ということになる。


うん。減らさなくてもいい。増えてもいい。

大丈夫。今回ご説明する「グラフつけ」で「自然と食事量や摂取カロリーが減っていく」から 。

 

ということで、ボクが9キロ痩せた「BMグラサン・ダイエット」のご説明も今日で4回目(大作じゃ)。
今回は「グラ」の部分のご説明である。

 

最初に言おう。

BMグラサン・ダイエットにおけるグラフとは、「食事量を減らさなくちゃ」とか「カロリーを減らさなくちゃ」というネガティブになりがちな心をポジティブに変える、とても大切な装置なのである。

 

だから、グラだけは一生続けよう!
そのくらい大事なダイエット方法なのだ。

 

もともと、ボクがこれを知ったのはNHK「ためしてガッテン」からである。
ここでこの方法を放映していた。詳細はリンク先をぜひ読んでほしい。つか絶対!

で、これが実に効く、のだ。

ボクだけではないぞ。
友達のかずさんはある掲示板でこんな発言。

 

グラ、効きますね〜
昔これでかなり痩せました。
今からもう10年以上も前、きっと基礎代謝量も今より格段に多かった時期ですが、
グラがメインのダイエットで25kgほど落としました。
やっぱ目に見えるってのが大きいですよね。
グラフのメモリが1つ増えるのが辛くて、もしくは1つ減るのがうれしくて
つい食べる量を減らしたり歩く量を増やしたりしてしまうんです。

 

25kgとは!という感じだが、かずさんは「ガッテン」の放送の9年以上前にこの方法を取り入れていた先駆者だ。つか、昔から細々と「グラフをつけると痩せるよ」と噂はされていた。それを少し科学的に証明したのがこの放送だったのである。

 

リンク切れとか番組終了による削除とかされると困るので簡単にまとめると、

  • ダイエットの挫折の理由として、脂や糖分の誘惑がある。脂や糖分をとると脳の中に快感物質(β−エンドルフィン)が出る。だからやめにくい。この快感物質は麻薬と同じようなつよい快感を脳に与えるから、中毒になりやすいしやめにくい。
  • 様々なダイエット方法が長続きしない理由はここにある。つらい食事制限や単調な運動。こういった「我慢を伴うもの」で快感物質に打ち勝つことはまず無理。
  • でも、快感物質を出す方法を別な何かに置き換えれば、脂や糖分をとらなくても脳が満足する。食べ物に代わって快感物質を出してくれる要素をダイエットに取り込むことが大切。
  • それが「グラフつけ」。特に「右下がり折れ線グラフ」。
  • 実際に成功した人の証言で「グラフが右下がりになることの快感が、ビールの快感に勝った」などと言ってる人が多数いる。彼らは毎朝グラフが右に下がるのが見たくて自然といろいろ工夫し始めた。グラフによる快感物質を求めはじめたわけ。
  • 番組では100人にグラフをつけてもらい実験。「減ることを楽しむためのグラフ」がダイエットを成功させるために絶大な効果を発揮することがわかった。
  • ここで大切なのは体重計。細かい変化を喜べるので、目盛はなるべく細かいものに。1目盛100グラムが望ましい。現在では1目盛50グラムのものも売っている。

なんつうか、前半は妙に科学的なわりに、後半は妙に経験則っぽくなるのが心許ないんだけど、でも、効くことにかわりはない(きっぱり!)

 

前回までの日記で書いたように、BMグラサン・ダイエットの基本方針は、「食事量を意識して減らすことはしない」「摂取カロリーを計らない」「なぜなら食事がつまらなくなるから」ということなのだが、そういう基本方針が可能なのは、グラフつけを習慣づけると「グラフを右下がりにするために、無意識に食事量とかカロリーに気を使いだすから」なのだ。

 

意識して食事量を減らすと、続かない。
無意識に食事量を減らすなら、続く。

 

当たり前だ。無意識なんだもん。

一生続けるためには、このようにして、ダイエットを無意識の底に沈ませるのが大事なのである。

 

つかね、かずさんも書いてたように、順調に右下がりになってくるとうれしくてそれをキープしようとする。食事量や摂取カロリーだけでなく、エクササイズもさぼらず続けるようになるのだ。

いやホント。
食事量を減らそうなんて毎日意識しなくても、なんとなく「おかわりはやめとこうかな、このところちょっと右上がり気味だし」とか自然と思い出すのだ。「このごろBM上げるためのエクササイズしてないわ。今日は寝る前にしておこう」とかやる気になるのだ。

しかも、あんまり義務に感じずに。右下がりの快感のためにポジティブに。 ←ここ大事!

 

仕事が忙しかったり、会食や飲み会が続いたりして習慣が途絶え、グラフが右上がりになり出すと、最初は「まぁ仕方ない」と思うのだが(そのために「言い訳欄」を作ってあるし)、だんだん不快になってきて、また右下がりを目指しだす、のである。

この「だんだん不快になってきて」というのが、実に効く!

なにしろ毎朝体重計にのり、毎朝グラフをつけるのである。
下がったら毎朝快感だし、上がったら毎朝不快なのだ。で、不快だと日中なんとなく落ち着かなく、「どうせならあの朝の快感を味わいたい」という想いが脳中を渦巻き、とらなくてもいい間食や清涼飲料水が苦労なく節制できるようになったりする。過食や酒も「なんとなく自然に」我慢できたりするのだ。

いや、マジです、奥さん!

だから、細かい目盛りの高機能体重計を買って、グラフ作って、すぐ始めましょうって!

 

ちなみに表は前回も説明したが、こんな感じに作る。
もちろんBM(基礎代謝)をつけたり、体重を朝晩計ったりしてもいい。「ガッテン」の表のつけ方とも少し感じが違うかもしれない。
でも、項目多くすると続かないよ。だから、最低限の項目数から始めよう。

日付
体重(朝)
散歩(分)
エクササイズ
言い訳
10/1
80.2
40
腹60赤40
10/2
79.5
40
腹40腕40
アロマクラシコ
10/3
80.6
二日酔い、雨
10/4
80.3
30
赤20
鮨しみづ

散歩は距離や歩数ではなく、速歩した時間(必ず20分以上)。エクササイズはやった回数を書いておく。言い訳は、散歩やエクササイズを出来なかった言い訳や、右上がりになった言い訳(体重が増えた言い訳)も書いておく。これはいろいろ正直に書いた方がいい。「疲れ」とかそんなんでもいい。これがあることでストレスがずいぶん軽減されるだろう。
ちなみにボクは「行った店」も書いている。後から見直すと立派な日記である。

で、エクセルなどの表ソフトなら、この表を自動で折れ線グラフにしてくれる。その折れ線グラフが右下がりになっていくのを楽しむのだ。


ちなみに、体重は意外とジグザグに下がっていく。
下がっては上がり、上がっては下がりして、全体にゆるやかに右下がりになっていくのだ。
1ヶ月もつけているとそのジグザグ具合にも慣れてきて、次が予想できるようになる。これも楽しい。ぜひ楽しんでください。

 

ただ、マジでこのグラフつけは毎朝一番の習慣にしてくださいね。


前回の日記の最後にやり方をまとめたが、起動項目に入れて、コンピューターが起動したら目の前にその表が必ず出てくるようにするのが習慣化する一番有効な方法だ。
メールを見るために1日1回くらいはコンピューターを起動するよね?
そのときに必ず表を見ざるを得ないようにする。それが「習慣」になっていく。だから体重計もコンピューター近くに置いておくのが有効なのである。

メールはケータイのみ。コンピューターは会社にあるだけ。もしくは家のコンピューターもいちいちシャットダウンせずスリープのままでずっとついている・・・とかいう方は、手書きグラフでどうぞ。グラフ用紙を買ってきて、表と折れ線グラフをつけ、朝起きて絶対通る場所に貼っておく(先ほどの「ガッテン」のページの一番下の方にオリジナルのグラフがダウンロードできるようになっていたので、それを使うのも一手)。

ただ、これはコンピューターでやるより、少し「義務」っぽくなるのは否めない。
その辺を注意しながら続けてください。

 

 

 

ということで今回の「グラ」編、いかがでしたか?


今回は最後に前回の補足を少しします。

まず、「腹筋くらいでBMは上がっていくのか」という疑問をメールでもらったのでそれにお答えしておく。専門家ではないので経験則的になりますが。

 

ええ、腹筋でBMは上がりますよ。
でも、たしかにそれだと少し遅々とした上がり方になる。なので、前回紹介した「あるある大事典」の「行かないで!」のポーズ(リンク先の下の方に出ている)もするといい。これは、

    __ ○
  _|  |

このように四つん這いになって、まず右足と左腕を水平に上げて5秒以上キープ。
次に左足と右腕を水平に上げて5秒以上キープ。

これを1回として10回ほどやるのである。
たったこれだけなのにわりとカラダが熱くなり、最後の方は汗もかく。かなり赤筋に負荷がかかっている模様。つまりBMが上がりまくっている。
番組の例でも「2週間続けただけでBMが170キロカロリーもアップ!」と紹介されている。これって奥さん、毎日170kcal、ボーッとしてても消費してくれるんですよ。つまりたったこれだけで1ヶ月後には0.7キロ痩せてるわけ。相変わらずBM上げはお得である。

ちなみにボクは「チューブ・トレーニング」も合わせてやっている。
こんなような商品(スポーツショップなんかで普通に売っている)を使ってするエクササイズ。
ここで方法なんかも紹介されているが、ダンベルより手軽だし旅行先にも持っていける。負荷をいろいろ変えられるので、白筋系(ジム系)ではない赤筋系ゆっくりトレーニングをするのに最適だ。

ただ「義務を増やすと続かない」ので、みなさんの場合、BMグラサン・ダイエットが軌道に乗ってからオプションで足せば充分かな。


んー、他に(道具とか買わないで)もっと効果的に赤筋鍛える方法があればいいのだけど・・・と、思っていたら、昨晩(10月10日放映)の「あるある大事典」で

「オバサン体型克服法2 : 二週間でお尻のたるみが消える」

というのをやっていた。

尻の左右の肉が下に垂れ下がった"ピーマン尻"を解消する運動法の提案である。

 

なんとなく見ていたら(優子は真剣に見ていたが)、これがとっても「赤筋系」だったのだ。
うってつけなのでご紹介しよう。

いわゆる「ケツが垂れてくる状態」って、尻の奥深くにある大臀筋と、太ももの内側にあるハムストリングスという筋肉が衰えるから、脂肪を支えきれなくて下に垂れるらしい。

で、それを解消する運動法は(そのうち「あるある」のサイトに写真付きでアップされると思うが)、

 

  1. 胸の前で腕を組み、足を肩幅くらいに広げて姿勢を伸ばして立つ。
  2. 膝を軽くまげ、腰を支点にしてお辞儀をしていく。
  3. 背筋は伸ばしたまま、90度お辞儀する。
  4. 太ももの裏側(ハムストリングス)が伸びて痛い状態になったら成功。痛くならなかったらやり方が悪い。お尻を突き出し気味にするのがポイント。
  5. 膝を伸ばしながら元の姿勢に戻る。これで1回。これを全部で20回ほどやる。

 

番組では「グッドモーニング!」のポーズと名付けていたが(お辞儀をするからだろう)、まぁネーミングのセンスはおいといて、これもかなり効くだろう。番組では「2週間の運動で0.5センチのヒップアップと5センチのウエスト減!」の例が紹介されていた。
そう、大臀筋もハムストリングスも赤筋が多いので、BMが上がって毎日の消費カロリーが増え、ウエストまで減ったのだ!

 

垂れ尻も解消されるし、BMも上がる!

 

 

まとめよう。

 

  • 「ゆっくり腹筋」を20〜60回やる。
  • 「行かないで!」のポーズを20回やる。
  • 「グッドモーニング!」のポーズを20回やる。

 

全部で20分ちょいって感じかな。TV見ながらとか、音楽聴きながらとか、鍋煮込みながらとか、あまり気負わずできるように習慣づける。んでもって慣れてきたらチューブ・トレーニングも組み合わせてもいい(あくまでも慣れてきたら、ね。最初からいっぱいやると絶対続かんので注意!)。

ボクの場合、早朝に超速歩で犬散歩を40分したあと、その勢いで汗みどろのまま腹筋をする。朝はそれだけ。あまり多くやると疲れてしまう。
で、赤筋系「行かないで!」「グッドモーニング!」は、とっても楽ちんな運動なので、夜、ニュースでも見ながらやる。もちろん毎晩ではない。あまり酔っていない夜のみ。そのうえ気が向いたらチューブ・トレーニングもする。そんな感じ。ボクの場合はすでにBMが高くなっているのでキープすればいいのだ。BMが低い人は上のメニューを毎日やりましょう。朝でも夜でもどちらでも良し。

もうひとつついでに言うと、「散歩でもBMが上がる」と誤解されているようだ。
散歩でBMはほとんど上がらないと思っていい。ウォーキングは万能ではない。散歩は体脂肪燃焼の効果のみ。これは次回の「サン」の項でご説明します。

 

ま、問題は、こういうエクササイズは数週間続けるとだんだん退屈になってくるということだ。

いいすか、みなさん、「退屈になったらやめればいい」と、最初から自分を許しましょう。

ただし、グラフは毎朝つけること!

 

「グラフをつけていると、退屈になってやめても、数日でダイエット意識が戻ってきてまた復活する」→「だんだん生活習慣になる」のである。

 

 

 

ということで、今回も長すぎ!

これってホントに日記なんでしょうか。

 

 

次回は「散歩」についてご説明します。

しっかり続くように工夫をしながら、体脂肪をがっつり取る方法である。

 

次回がダイエット・シリーズのラストになることを祈りつつ・・・

 








BMグラサン・ダイエット (5)へ


 


satonao@satonao.com : Send Mail

不定期日記「雑談な日常」目次へ   「www.さとなお.com」トップページへ