今宵、命日酒  --97.8.22




この前のエルビス・プレスリーの命日は大盛況だったらしいね。
「エルビスはまだ生きている」なんて騒ぎもあって、目撃報告がいっぱいあるんだって。

「そこの道を、エルビスが、こう不自由そうに歩いていたのよ!」

おいおい、いい加減にしなさい。



ジョン・レノンの命日もいつもすごいらしい。
セントラル・パークのストロベリーフィールズは花で埋まるらしいし。
お前ら本当にファンだったのか?ってな若者達も多いけど。


日本だと太宰治の命日なんかいつも新聞ネタになるよね。

桜桃忌だっけ。

中学の頃好きで、ほとんど全部読んで以来遠ざかっているせいかなんだか現実感がない。
久しぶりに読み返してみようかな、
新潮文庫から出ていた背表紙が黒い文庫本シリーズ。
本棚の奥に隠すようにしまってある。




ところで、

あなたは、誰かの命日を意識して迎えることがありますか?


親戚・親族・友達などの身内以外で。
つまり有名人と言うか著名人と言うか一般人と言うか。



僕は、4人、意識している。


ずいぶん昔から、その命日には必ず酒食らって
酔っ払う習慣になっている人。

6月24日。高野悦子。


知ってます?高野悦子。
「二十歳の原点」の作者。

大学時代の大愛読書。
忘れてはいけないものを思い出すために
粛然と、泥酔する(で、結局また忘れる)。


11月15日。坂本龍馬。


これは龍馬の誕生日でもある。

ずいぶん昔に凝りまくった名残。
でもなんとなく意識しているな。


3人目は、

8月30日。山口瞳。


そしてこの日は、
僕の中で、彼と共に、昭和が死んだ命日でもある。



そして今日。

16年前の今日。

1981年8月22日、向田邦子。


僕はハタチでした。
なんだか1981年ってすっごい昔みたいだね。


今日は向田邦子を想いつつ、やっぱり日本酒かな。
土もののいいお猪口でもおろして、
「越の寒梅」の幻の純米大吟醸、を飲んじゃおうかな。

NYの岡田さんにお土産にするつもりで買ったんだけど
持っていくのを忘れてしまった(確信犯ではない。岡田さん信じて!)。

ポピュラーすぎるお酒だけど、この大吟はなかなか手に入らないのだ。



ということで、これから酔います。

さよなら!

さよならだけが、人生だ。





P.S.

そう言えば
もうひとつ命日を意識している。

3月31日。

ダレってあんた、アレよ。アレ。

アレってあんた、ソレよ、ソレ。

いや、だから、えーと……






ピンクレディのかいさんしたひ。




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