フシギじゃナイキ?  --99.06.20




まだおろしていなかったナイキ・シューズである。

6月9日から10日間のニューヨーク出張で、おろしたのである。

ニューヨークという街はとにかく歩くのが楽しい。
だから存分に歩けるように、黒のナイキをおろして、履いていったのだ。
黒だからちょっと工夫をすればドレスコードのあるレストランにも行けないことはない。
それにニューヨークのファッションは黒が基調だから、ちょうどいい。



異変には出張3日目に気がついた。

なんか右足が変なのだ。右のスニーカーがなぜか白っぽい。

ん?と思ってよーく見ると・・・・・・

まぁみなさん、見てみてよ。


ボロボロのナイキシューズ


小さくてわからない?
じゃぁ、アップも少々。


ナイキアップ ナイキアップ


ね。不思議じゃない?

なんと右だけ見事にボロボロなのですよ、これが!
左は新品同様なのに!



一体全体どういうことなのだ?
ボクはホテルの部屋で呆然としたのだった。
たった3日でボロボロになった右のシューズ・・・

言っておくが、右足だけどこかに擦りつける癖もないし、右半身だけ酷使する歩き方をしているわけでもない。
普通に歩いて普通に座って、普通に生きていただけ。
知らない間に犬に囓られた記憶もないし、右足だけ濡らしたこともない。
右のシューズにスリスリしたこともないし、八つ当たりしたこともない。
「あるある大辞典」を見て以来足を組むのも右足左足同等にしているし、とにかく右と左は平等公平に扱ってきているのだ。

だいたい、外的な、たとえばどこかに擦りつけたみたいなことだけではないのだ。
つま先だけボロボロになっているわけではなく、横も上も後ろもみなボロボロなのだ。剥がれてきているのである。


一体なにが起こったというのだ!?


ロケの仲間のアメリカ人もみんな見に来ては「Oh, strange!」とか言って不思議がる。
日本のスタッフも含めてみんなで侃々諤々話し合った結果としては「右足と左足で作っているところが違うのではないか」と推論だ。

つまり、例えば左足はアメリカで作って右足はフィリピンで作って、それが箱詰めの時点か店で売る時点かで混じってしまった・・・(あ、フィリピンが粗製濫造という意味ではなく、もちろん右をアメリカで作ったという可能性もある。あくまでも「例えば」ということ)

いや、もっと過激な意見もあった。
右だけ「パッチもん」という意見。
つまり右だけナイキではない、と。にせものだと。

うーん、たしかにこれって素材自体が違うとしか思えないような剥げ方だよなー。

まぁ、黒のスニーカーということが幸いして、黒のマジックで塗っちゃえばなんとかごまかせるんだけど、左がまだ新品なのに、なんだか悲しいよなぁ。 これは97年にニューヨークのナイキ・タウンで買ったんだけど、クレーム付けに行こうにももちろんレシートもなにも残っていない。まさかこんなことになると思わないし・・・







「佐藤さんさ、右足だけ水虫じゃないの?」


・・・アホかっ!



そんな、スニーカーの外側までボロボロに腐らせてしまう水虫がどこの世界にあるというのだ!
だいたい、そんな強力な水虫だったら、まず足が腐っているわい!
ボクの水虫は・・・いや、だいたい水虫などない! 人聞きの悪いことを言うな!



「わーい、えんがちょ!」


・・・子供かっ!!!










ロケ仲間は遠巻きに「えんがちょビーム」を発射している。

や、いや、ボクは不潔じゃないの。
昨日もバスに浸かったし、今朝もシャワーを使ったわ。

水虫もないの。
本当なの。
ね。

このボロボロはボクのせいじゃないのよ〜〜〜!








・・・ええ。もう決してナイキは買いません。





p.s.
ニューヨークから帰ってきました。
オフが1日しかないロケで、忙しかったんだけど、ニューヨーク日記、しこしこ書いています。 一週間後くらいにはアップ出来ると思うんだけど・・・

p.s.2
「胃袋で感じた沖縄」、今週末あたりから書店に並び出すと思います。
コスモの本。1500円。見かけたら立ち読みだけでも。


p.s.3
宮嶋さん、読んでる?



satonao@satonao.com : Send Mail
不定期日記「雑談な日常」目次へ   「www.さとなお.com」トップページへ